Saturday Night その4 キーボード編

さて、次のパートはキーボード。今回は全編に入ってるストリングスに加え、アウトロに入るブレットのコーラスをピアノで再現というアレンジにしてみた。

 

https://www.songsterr.com/a/wsa/suede-saturday-night-tab-s19364

 

ストリングスパートは、ここのシンセ(ゴブリン)のフレーズを参考にコピー。一部アレンジはしたけど、ほとんどそのままかな。このサイトの難点は、全てタブ譜で表されるので、音符として弾くには頭を使わなくちゃならない事。タブ譜と楽譜の両方表示出来ればラクなのになぁ。

 

アウトロのコーラス「ラララララララー」は、この曲をカバーすると決めた時から、楽器で入れようと考えていたフレーズ。印象的だもんね。ストリングスやエフェクトかけたギターの上に載るフレーズなので、むしろシンプルな音が良いだろうと、ピアノで入れる事に。これは耳コピ。遠くでなってるような感じが出るよう、リバーブを強めにかけた。

 

SUEDEの曲はチューニングが半音下げなので、キーボードも半音下げて弾いている。こういう時、キーボードはボタン1つでチューニングを変えられるからラクでいいね。使用しているキーボードにはボタンやらスライダーが沢山付いてるんだけど、iPhoneガレージバンドで繋ぐとほとんどが無効になっちゃうので(ボリュームスライダーさえ機能しない)、恐らく使ってる機能はこのチューニングだけ。PC繋いで本格的にやるなら他の機能も使えるんだろうけどね。宝の持ち腐れだな。

 

この音楽活動はiPhoneガレージバンドを使ってやるのを縛りにしている。iMacもあるのだが、やはりPCに繋いでやると面倒で腰が重くなる。フットワーク軽く、思い付いた時にすぐ録音出来る環境がiPhoneで得られたのが、やる気を持続できてる秘訣なのかな、と。PC版のガレージバンドの方がiPhone版より高機能なのは分かるが、使いこなせないと思うしね。iPhone版だって、曲やる度に新たな発見があるくらいだから。

 

ちなみに、録音はガレージバンドでしているが、ストリングスもピアノも外部アプリの音源を使っている。ガレージバンド内のキーボードの音はあまり好みなのがなくて。ストリングスはsampletank、ピアノはigrand pianoというアプリから。なので、せっかくMIDIキーボードを繋いでいるのにデジタルデータではなく、ギターなどと同じようなアナログ録音。まぁ、そう難しいフレーズを弾いてる訳ではないので、後から修正するくらいなら弾き直せばいいかな、と。音色優先。

 

ベース、ドラム、リードギター、ストリングスにピアノが入ると、もうなんか完成した気分になってしまうな。特にベースがメロディアスなので、それを堪能出来るアレンジとして、これもアリかと。ただ、やはりイントロから鳴るアルペジオを弾かない事には完成とは言えない。次回がいよいよラストかな、アルペジオギター編。…これが1番の難所だったのよ。つづく。